常緑キリンソウ袋方式とは

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)は、口コミで広がり、リピート採用増えている、失敗しない屋上緑化システムです!


※常緑キリンソウ袋方式®はこうして誕生した!

(「常緑キリンソウについて」から続く)
藤田さんが15年の歳月をかけて品種改良に成功した常緑キリンソウは、既存工法での使用や失敗した箇所の補修用として徐々に利用されはじめました。

その後、常緑キリンソウに惚れ込んだ2名の応援者が現れました。

しかしながら、既存工法は、どうしても表面に土が出ているので、雑草の侵入や土壌の流出をくい止める事はできませんでした。

偶然にも3名は、植物・土木・建築と畑違いの専門知識をもつ仲間でした。

潅水の問題だけで無く、除草、土の流出問題を解決できないかと、その仲間が知恵を出し合い、試行錯誤し、現場発のソリューションとして開発されたのが、常緑キリンソウ袋方式®・FTMバッグシステムです。

FTMは3名の頭文字に由来します。ファスナー付の袋は、特許を取得しております。常緑キリンソウと合わせてダブルの特許システムです。

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)

※なぜ常緑キリンソウ袋方式®は選ばれるのか!

1.潅水装置不要でいいね!

常緑キリンソウは、今の日本の気候であれば雨だけで枯れる事はありません。

過去にセダム類で枯れた経験がある皆様が多く、発売当初は、無潅水という言葉をなかなか信じていただけませんでした。しかし、我々の言葉を信じ、常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)が少しずつ御採用いただく機会に恵まれ、その言葉が本当である事を体感していただきました。

その方々のおかげで、常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)が口コミで広がり、いまでは、多くの建築関係者、設計事務所、造園会社そしてデベロッパー様がリピート採用していただくケースが増えています。

まめ知識:無潅水とうたっているにもかかわらず、○週間雨が降らなかった場合は散水してくださいと小さな文字で記載している屋上緑化システムもあるとか、その為に、枯れてしまったのは散水しなかった管理会社の責任となったケースもあると聞いていますのでご注意ください。

2.雑草が生えなくていいね!

土の露出が少ない常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)は、雑草が生える可能性が、土が露出しているす屋上緑化システムより圧倒的に少なくなります。

まめ知識:製品コストを下げ、雑草を生えずらくする為に、栄養がない培養土を使っている屋上緑化システムもありますが、それでは植栽した植物も成長しませんのでご注意ください。

植栽した植物も良く育ち、雑草がほとんど生えないシステム、それが常緑キリンソウ袋方式です!

たとえ雑草がチャックの隙間や袋の上に生えたとしても、他の屋上緑化システムと違い、少し引っ張るだけで簡単に抜くことができます。また、土が露出している屋上緑化システムと違い、1本の雑草がどんどん広がっていく心配がなく、無潅水では成長しない雑草はいつの間にか枯れてしまいます。

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)100㎡程度の屋上緑化で、5年後にはじめて雑草除去をした造園業者様が、二人で20分程度作業が終わったことにビックリしたとご連絡いただきました。

ある管理会社様は、無潅水で雑草が生えないことだけとっても、他の屋上緑化システムと比較して、メンテナンスフリー屋上緑化システムだと喜んでいただいています。

3.土壌が流出・飛散しなくていいね!

土の露出が少ない常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)は、雑草が生えないだけでなく、風により土がとばされることがありません。風が強い地域では数年後にトレイの土が7割程度になったケースあり、改修の相談を受けたことがあります。

まめ知識:トレイ式の屋上緑化システムを無潅水で採用すると、土が乾いている時間が長く、乾いた土は軽いため、風で飛ばされやすくなりますのご注意ください。

屋上緑化トレイ式の問題点

トレイ式で風により土が飛散した例


更に、最近多発しているゲリラ豪雨でも、大粒の雨により土が屋上緑化外に飛び跳ねる事や雨で土が流れ出す事がありません。

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)は、培養土が吸収できない雨は袋の上を屋根勾配に沿ってながれていくため、底部に排水の小さな穴が空いているトレイ式屋上緑化システムと違い、排水が間に合わず、雨水と一緒に土が屋上緑化外に流れ出す心配がありません。

屋上緑化外に土が出ると、陸屋根の場合は、ルーフドレインの流れを阻害し、最悪の場合、屋根に水がたまってしまいます。

4.防水改修が簡単でいいね!

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)の袋は、グレードの高い防草シートを耐候性のある太い糸で二重に縫製してあります。

この為、袋は耐候性にすぐれており、大規模修繕の目安12から13年経過してもそのまま持ち上げて移動・撤去することができ、防水改修時の撤去費用が他の屋上緑化システムより圧倒的に安く済みます。

また、袋と土の分別が簡単なので、割れたトレイと土がまざり混合廃棄物となるトレイ式屋上緑化システムより処分費も圧倒的に安く済みます。

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)が一番初めに採用された現場(2010年3月~)は11年程度経過しておりますが、持ち上げても袋が破けたり、糸が切れたりすることは確認されていません。もちろん袋から常緑キリンソウの根が出てしまうことも確認されていません。

常緑キリンソウ袋方式の耐久性

11年経過FTMバッグを持ち上げても異常なし。

常緑キリンソウ袋方式の耐久性

11年経過FTMバッグ、縫い目を確認するが異常なし。

プラスチック製のトレイは、各社オリジナル製作の為、耐候性能に費用をかけていないトレイは、いざ持ち上げると割れてしまい、防水改修時の撤去費用が高くなりすぎて、屋上緑化を撤去せずに防水改修をするケースもあると聞いています。

割れてしまった屋上緑化トレイの写真

割れてしまったトレイの写真

5.施工が簡単でいいね!

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)を施工していただいている業者様が共通して話されるのが「工程管理が楽。手離れが良い。」事です。

常緑キリンソウ袋方式は、無潅水なので屋上防水が終わればすぐに施工が可能です。そして、FTMバッグと常緑キリンソウ苗以外は、汎用資材を使うので、屋上緑化を専門にしている造園業者だけでなく、新しい仕事として多くの造園業者様に施工していただいています。

潅水装置が必要な屋上緑化システムは、防水工事の終了だけでなく、屋上へ給水開始しなければ施工する事ができません。仮に施工した場合は、施工後,現場で潅水装置が使用可能になるまで、潅水作業をする必要があります。仮に潅水ができず枯れてしまえば、施工業者の負担で補修する事になります。

低層の建物であれば、現場内で使用している仮設給水圧だけでも屋上へ給水することは可能です。しかし、昨今は中高層の建物が多く、中高層は、加圧しなければ配水本管圧力だけでは屋上へ充分給水することは難しくなります。

屋上への給水工事を待っている間に、現場のタワークレーンやロングスパンエレベーターが撤去されてしまうこともめずらしくありません。

この様な事が他の屋上緑化システムの工程管理では大きな課題となっています。

6.SDGsに貢献できていいね!

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)は、緑化条例対応だけでなく、SDGsにも確実に貢献できる屋上緑化システムです。

①ローメンテナンスで緑を維持できる。セダムと違い枯れる心配不要。

②潅水不要なので、節水効果抜群。

③水だけでなく、屋上まで水を上げるエネルギーも不要。

④芝生やセダムなど屋上緑化で良く採用される植物より二酸化炭素削減効果大。

⑤雑草が生えないので、除草後に雑草を燃やすことが必要無し。

⑥プラスチックの使用量が他システムより削減できます。重量比で8割程度は削減。

⑦培養土の中には、食品残さなどの生ごみに好気性発酵を利用した処理により良質な堆肥(「鳥取県認定グリーン商品」)が含まれています。

⑧袋に培養土を詰める仕事を鳥取県にある「就労移行支援事業所」並びに「就労継続支援B型事業所」を併設した、多機能型事業所に委託しています。

7.防水に優しくていいね!

屋上防水を劣化させる原因として
 1.紫外線
 2.酸性雨
はよく知られていると思います。

それ以外にも、余り知られていませんがマッドカーリング現象があります。

マッドカーリング現象とは、防水層の上に堆積した土、砂、花粉、藻類等が雨水によって、泥状になり、乾燥した時に防水層の表層に接着している泥が、収縮し亀裂を生じて捲れ上がり、防水層を損傷させる事です。

常緑キリンソウ袋方式は、他の屋上緑化システムと違いその影響がとても少ない屋上緑化システムです。長文ですが興味のある方は下記ご一読ください。


マッドカーリング現象が起こる原因には、屋上緑化をした時の土壌が水溜りに溜まることやそのことで藻が生えやすくなることがあげられます。

近年は豪雨が多くなった事と、屋上階数が高くなるにつれ風害もあり土壌の飛散も影響しております。特に、屋上緑化植物によっては毎日の潅水を行う必要があり、人工灌水を行っている場合、必要以上の水が流れ常に水溜りが出来てしまい、その事から、藻や微生物が発生しやすくなり防水層を傷める原因にもなります。

一方、乾燥に強い「常緑キリンソウ」を使用した場合、雨水のみでの生育が可能(潅水装置不要)であることから、雨が止めば乾き、屋上緑化が無い屋根と同様、水溜りが比較的出来にくい環境だと思われます。

多くの屋上緑化では、土が表面に出ている施工方法を使用しており、豪雨、風害の影響を必ず受けます。しかし、「常緑キリンソウ袋方式」は透水性のポリエステルで出来た不織布(防草シート)を使用しており、土壌の飛散、流出はありませんのでマッドカーリング現象は起こりにくいと考えられます。

防水層を痛める原因とされる藻は長期間にわたり水溜まりが無いと発生しませんので、潅水装置を使用せず水溜りの出来にくい自然の環境で生育させられる常緑キリンソウをお勧め致します。

また、植物による緑化ということで花粉、種によるマッドカーリーグ現象の心配も予想されます。しかし、「常緑キリンソウ」は品種改良により開発された植物の為、自生種に比べて花が咲く事が少なく、種も1グラム数万粒、結実率0.6%と種がほとんど出来ない事から花粉、種が原因のマッドカーリング現象の心配は極めて低いと思われます。

結論としましては、土壌流出の心配が少なく、無潅水システムの「常緑キリンソウ袋方式」は、人工灌水によりできてしまう水溜りの土や藻によるマッドカーリング現象の可能性は他のシステムに比べて少ないと考えます。


常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)は屋上緑化の問題点を解決した失敗しない屋上緑化システムだからです!

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)の成長経過
常緑キリンソウ袋方式の成長経過
雑草無し!土の飛散無し!

※常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)標準図面

屋上緑化 常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)
屋上緑化 常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)

A4サイズPDFデータをカタログダウンロードページにご用意しております。
CADデータご希望の場合は、メール等で直接ご連絡ください。
簡単な設計割付図面であればお手伝いしますのでお気軽にご相談ください。
(使用CAD:Vectorworks2015&2018)


※低木代替えとして特例承認実績!

常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)は、下記市区で低木の代替えとして特例承認いただいた実績がございます。

1.豊島区

地上からの振替を含め55%低木,45%地被の設計でした。

ゼネコンの所長から地被部分の見積依頼と低木部分の相談がありました。

既に、設計内容で緑化の着工届提出済みでしたが、所長と豊島区へ相談に行きました。

①常緑キリンソウが地被植物だが20~30cm程度に成長する事

②常緑キリンソウが多肉植物だが蒸散効果もある事

③施主様が無潅水・ローメンテナンスを望まれている事

などをご説明した結果
施工時になるべく背の高い苗を植栽する事を条件に全面常緑キリンソウ袋方式で了解いただきました。

2.東京都小平市(風致地区)

風致地区のため100%低木で施工する必要がありました。

設計事務所が東京都へ事前相談に行きました。

地被植物だが20~30cm程度に成長する常緑キリンソウの設計採用をお願いしました。

東京都の担当者が、常緑キリンソウをご存じいただいていました。

特に条件は無く、必要面積を全て常緑キリンソウ袋方式(FTM-NRK)で承諾いただきました。


※風洞試験を実施しております!

試験装置最大風速45m/sでも飛ぶことはありませんでした。
1.袋が不織布で風を通すこと。
2.トレイと比較すると剛性の弱い事。
が大きな要因だと思われます。
台風で土のう袋が飛ばない理由もここにあるのだと思われます。

風洞試験報告書はダウンロードページにございます。

風洞試験報告書はダウンロードページにございます。